アロマセラピーとは、植物から抽出した精油の持つ香りを用いて心身の不調を癒し健康な心と身体を作る自然療法です。
「芳香療法」と言われストレス緩和にも非常に役に立ちます。
歴史的にはメソポタミア時代にはじまり古代エジプトでは BC4000~BC3500年頃医術、化粧そしてミイラ作りに用いられてきました。
世界三大美人といわれるクレオパトラはローズの香りで男性を魅了していたほど香りの持つ力は大きいのです。
1920年代にルネ・モーリスガットフォセという科学者が実験中にやけどを負った手をラベンダーの溶液につけたところ痕も残らず治ったことから、アロマセラピー(芳香療法)という名前を付けました。
日本には1980年頃にアロマセラピーが知られるようになりサロンだけでなく医療分野でも取り入れられるようになりました。
アロマセラピーの作用 3つの働き
- 心に対する働き … エンドルフィン、アドレナリン、セロトニンなどが分泌され、
それぞれのホルモンの働きで心理状態が変わります。 - 身体に対する働き … 免疫系を刺激して体を強くしたり、血流を促し、オイルトリートメントによってリラックス効果が得られます。
- 皮膚に対する働き … スキンケアにも役立ち、殺菌消毒作用もあります。
月の庭での精油の選び方
アーユルヴェーダには香りの療法としてのアロマセラピーがあります。
植物のエッセンス、つまりエネルギーに満ちた精油の効果を最大限に生かすには個人個人の体質や体調を考慮して選ぶとさらにパワーアップします。精油は心、身体、魂までにも働きますので感謝を込めて使うと素晴らしい療法になります。
〇 体質に合わせて選ぶやり方
- ヴァータ … 風のエネルギー
バタバタと忙しく動き回る現代人、日本人に多くみられるタイプ。
乾燥しやすく、便秘がち。不安になりやすい。
=「甘く優しい香り」の精油がおすすめです。 - ピッタ … 火のエネルギー
情熱的で何にでも挑戦する。恐れない。肌は敏感で皮膚炎に悩まされる。
イライラしがち。消化力はあるがお腹を壊しやすい。
=「鎮静させる香り、ゴージャス感」の精油がおすすめです。 - カファ … 水と地のエネルギー
寛容で優しい雰囲気。意見をあまり言わない。
花粉症、むくみ、太りやすい、喘息になりやすい。
=「刺激的でスッキリする香り」の精油がおすすめです。
〇 体調や心の状態に合わせて選ぶやり方
高血圧、妊娠中、通院の有無、凝りやむくみ、ストレスに合わせて精油を選びます。
精油は自然界からの贈り物です。人間も植物も自然と同じ五元素で出来ています。
その時の体調によって香りの好みが違ってくるのはその香りと効果が同調されるからです。
アロマセラピーは限りない可能性を秘めていると思います。
今後もITや人間関係などに疲れた現代人の心と身体を癒すことのできる貴重なツールとなることでしょう。
香りの持つ素晴らしい効果を知るとても幸せな時間♡
アロマの精油は香りだけではなく不調の箇所を改善する働きを持っています。
月の庭ではお一人お一人の体調や香りの好みに合わせて精油をブレンドします。
全身にオイルを塗布し絶妙な圧をかけてゆったりとトリートメントいたします。
素敵な香りに包まれて過ごす贅沢なひと時を味わっていただけます。
使用する精油は厳選されたオーガニック商材ですから安心して施術をお受けいただけます。
精油は皮膚から吸収されてなんと血液に入り全身をめぐり必要な個所に効果的に働き、肝臓で分解されたり腎臓でろ過され体外へ排出されます。さらにティーツリーやラベンダーのように免疫力を高める精油やローズやネロリは女性ホルモンの分泌をアップして婦人科に働いたり美肌作りに効果があります。
精油は鼻から脳へも届き視床下部や脳下垂体を刺激して自律神経系、内分泌系、免疫系に大きな影響を与えます。
落ち込んだ気分の時にグレープフルーツ、気持ちを落ち着けたいときにマジョラムを嗅ぐと効果的です。
このように香りの持つ作用を感じながらアロマトリートメントを受けてゴージャスな時を楽しんでみませんか?